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NARUTO中心テキスト、イラスト練習。 コメントはここまで。→gousatoru☆yahoo.co.jp ☆を@に変えるべし。
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プロフィール
HN:
咲牙 壱
年齢:
35
性別:
女性
誕生日:
1990/01/19
職業:
学生
趣味:
漫画、PC
自己紹介:
WJを中心とした少年漫画同人テキストの練習中。
今はNARUTO、BLEACH、その他にはまってる。
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「シカマルー」

「………」

さっきから何度呼ばれてるか分からない。

だけど、返事をする気力がないのはオレが一番よく分かってた。


・温・


「暇だってばよー」

「るせー……」

暖冬。日当たり抜群。風通しも良し。

なのにオレはまだ眠れてはいなかった。

なぜか?

「シカー!!!」

「あーもーめんどくせー………」

閉じていた目を開けると必要以上に近づいているナルトの顔があった。

「近い」

「しかたないってばよー。シカが起きねーのが悪いんだってばよ」

「あーハイハイすいませんでした」

「反省してないってば!!」

ぺシっという音と頭にきたなんでもない感触。

可愛い仕草に自然と笑みが出る。

「なーナルト」

「なんだってばよ?っ?!」

顔を両側から手で挟んで無理矢理上を向かせる。

座ってるとはいえ身長はオレの方が高いから当たり前なんだが。

「シ、シカマルこの体勢きついってばよ」

「ん?あぁ」

あぐらをかいてるオレのちょうどひざ部分に手を当てて海老反りになっていた。

その上頭を引っ張られてるんだからそりゃあ苦しいだろう。

「よっ………と」

顔から手を離して脇の下から持ち上げる。

足の上に乗せるとちょうどいい高さになった。

「何がしたいんだってばよ?」

「なんだろうな?」

うっすらと笑みを浮かべるとナルトの顔は険しくなっていく。

それすらも愛おしくて瞼に口付けた。

「シカ?」

「んー?」

怒ったのか?とナルトの顔を見ると、満面の笑みでいた。

「シカ俺のこと好きってば?」

「うん」

「へへへッ」

無邪気に笑うナルトの唇に口付ける。

数秒間その状態でいると、ナルトの様子がおかしくなっていた。

「どうした?」

ナルトが見ているのは窓の外。

(親父達が帰ってきたのか?)

あの二人にはとうにばれている。むしろ喜ばれている。

なら誰なんだ?

「うわー………面倒くせー………」

窓の外にはカカシ先生とアスマ、イルカ先生を先頭に

サスケ、サクラ、イノ、チョウジ、キバがいた。

全員例のごとく唖然としている。

ナルト溺愛者のカカシ先生とイルカ先生、サスケは物凄い顔で睨みつけてくるし、

アスマはアスマでなんかナルト睨んでるし。

チョウジは数秒したら「まあ分かってたけどね」みたいな顔で菓子食ってるし

キバはなんか頭の中ですっごい悩んでるっぽいし。

サクラとイノは手取り合って喜んでる。

「お前ら二人!そこ動くなよ!」

とカカシ先生が叫ぶとこっちに向かって走り出してきた。

なんでお前らいんだよ。

って思いながらもナルトをお姫様だっこして逃走。


いまだに唇には温かさが残っている。




+++++++++++++++

甘・・・・。

みんなナルトが大好きです。

アスマはシカマルが好きです。

けど2人とも気付かないの。

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